2012年6月25日月曜日

水曜どうでしょうのDVD全集を予約してきた

一週間ほど前にホームページをパラパラと見ていたら、"6/15より水曜どうでしょうDVD予約開始"という文字を目にしてかなり驚いたのがこちらの管理人です。
何をそんなにビビッたのかというと、単に自分が予約開始日を把握していなかったという事実がショックだっただけですけど(笑)

というわけで、かつて北海道ローカルで一世風靡し、今や全国で再放送されているバラエティ番組「水曜どうでしょう」は私の好きなテレビ番組です。
ここ数年でテレビはめっきり見なくなりましたが、この番組は面白いので再放送されていた時期は毎週欠かさず見ていました。

DVDはたしか2003年くらいから順次発売されているので、もう9年経っていることになります。
テレビのレギュラー放送されたのが6年くらいなので、もうそれよりも長い計算になりますね。

次に出るのは第18弾で、ようやく全放送内容の半分を少し越えたところ。
当初の予定では第30弾くらいまで続くと続かないとかという話もあるので、全作出るのはまだ当分先の話です。

私が初めて見たのは2005年の「激闘!西表島」という企画の終盤からで、テレビ番組としては普通では考えられないだろう撮影のしかたに軽く衝撃を受けたのがきっかけだったかと思います。

水曜どうでしょうを好きな人にその理由を聞くと、"テレビ臭さのないシュールさが面白い"というニュアンスの回答を得ることが多いです。

たしかにそれはその通りだと思います。
ただ個人的には、現実に起きた出来事にほんのちょっとありのままではない演出を加えているところが面白さの理由なのかなと考えたりしています。

娯楽には非日常という要素が不可欠です。かといって、あまりにもかっ飛びすぎたものだとついていけない場合もある。
そういう意味では、日常にありえそうで実は非日常的な内容を放送している「水曜どうでしょう」という番組は、娯楽としてはなかなか手頃なのかもしれません。


さて、今回は水曜どうでしょうの話を軽くしてみました。
ちなみに、「ゴールデンスペシャル サイコロ6/onちゃんカレンダー/30時間テレビの裏側全部見せます!」は今予約しておけば初回発売日の10/10に受け取りができ、かつ予約特典もつくそうです。
※個人的には「30時間~」の企画がイチ押し!

取り扱いはHTBショップ(オンライン含む) 及びローソンのロッピーでしているので、気になった方は一度そちらを見ていただければ良いかと思います。

ちなみに、上記以外でも通販などしているところもあるみたいですが、価格的にも公式の販売先で買った方が安いと思います。
DVD1作分は今までどれも一律で4179円で、基本的に過去のDVD作品も取り扱っています(在庫切れでもおそらく時期をおいて再販売してるはずです)。

やはり好きなものについては、ちゃんとそれを作っている人たちに対してお金を使いたいですよね。

 それではまた次回!!

2012年6月11日月曜日

漫画版ナウシカを再読してみた


小説を読む量が劇的に減ったこの2年ですが、それにも増して読まなくなったのが漫画だったりします。 ただ以前はそうでもはなく、結構(自分の好みのものは)読み漁っていましたが、この頃はたまにチラッと読むくらいになりました。新刊と同時買う漫画も数えるほどしかありません。
面白かった作品を思い出してみると、有名どころだと『ぼくの地球を守って』『動物のお医者さん』『スラムダンク』『ヒカルの碁』『モンキーターン』、少しマイナなものになると『羊のうた』とか『雷火』、今読んでいる作品だと『秘密 -TOP SECRET-』くらいがパッと頭に浮かびます。
そして、その中でも逸品だと思っているのが『風の谷のナウシカ』でしょう。
ナウシカというと、言わずと知れたスタジオジブリの名作。劇場版は毎年TV放送しているような印象があるほどのアニメーションの定番ですが、漫画版はその原作になります。
原作を買ったのは大学生か社会人になりたての頃だったので、もう結構前の話になりますが、1,2年に一度くらいのペースで今も再読している漫画です。何度読んでも面白いと感じます。
どこが面白いかというと、まず内容が濃い点。
耳にした話だと、たしか原作がまだ序盤のときに映画化になったそうで、劇場版は原作の1/5程度の内容しかありません。原作ではもちろん映画の内容、そしてその続きの話が語られています。

次に作品自体のテーマとその考察。
子供向けにしては若干難しい(?)ような気がしないでもないですが、主題がしっかり掘り下げられていて、話が進むにつれてお約束のどんでん返し的なものもあるので読んでいて飽きません。
ジブリ作品は"共生"をテーマにするものが多いですが、ナウシカは他に比べて、なんというか、作品の明度が違う感じがするなぁと読後に毎回思います。今回久しぶりに読んでも改めてその感想でした。この醜くも美しい世界ってやつでしょうか。

「ナウシカの漫画版を読んだ奴らは劇場版がつまらんと言う奴が多い!!」という意見もよく聞きます。
映像には映像のメリットがあるので、劇場版と原作を比べる気はありませんが、一度読んでしまったら映画を観ても物足りなくなってしまうという気持ちも充分に理解できると思います。
今回は昨日今日の2日で一気に読み終えましたのですが、やはりいい作品は何回繰り返し読んでも面白い。これは漫画だけのことではありませんね。また少し時間を空けてから読破したいと思いました。

漫画版は全7巻で、1巻分の価格は大体400円前後と大きなサイズのわりには安く、大型の書店に行けばだいたい漫画コーナーの片隅に1,2冊ずつは置いてある印象ですので簡単に手に入るでしょう。原作を読んだことがない人は、一度目に通して見るのもいいかと思います。


というわけで、今回は漫画のレビューでした。 本当はプロレスの話でも書くかと思っていたのですが、それまた別の機会にということで。

2012年6月9日土曜日

読書レビュー:「トーマの心臓」


本を読むことはまずまず好きだと自己評価している管理人です。
ただ、子供の頃は夏休みの読書感想文のとき以外で自分から読書をした記憶は一切ありません。外で遊ぶ方が楽しかったからです。
率先的に本を読むようになったのは中学生の頃でしょうか。初めはテレビで見ていたアニメの原作が小説だと知って、それに手を伸ばしたのがきっかけでした。 今で言うところのライトノベル、当時はティーンズ文庫と呼ばれていたジャンル(?)だったと思います。
その後、高校受験を控えて部活を引退すると、気分転換を兼ねて兄弟が持っていた小説を漁りはじめることになります。 ただ、高校生までは本が自由に買えるほどお小遣いに余裕がなかったので、積極的に読書をしたのは大学生になってからでした。
基本的に小説だけを読みます。

ビジネス・自己啓発関連の本はどうもしっくりこないし、読書に知識や教養を求めようとはせず、どちらかといえば使い勝手の良い暇潰しという認識だからでしょう。よく読んでいた頃は年間で150冊弱くらいという記録が残っています。本の虫と呼ばれるほどの読書量ではないですし、再読することが多いので守備範囲は狭いはずです。最近ではその量も1/10程度に減っています。


前置きが長くなりました。
というわけで、今回は森博嗣氏の「トーマの心臓」を読んだのでその感想を書いていきます。
森博嗣氏は私が好きな作家さんでして、全部ではありませんが同氏の作品は大体目を通しています。 そして、この「トーマの心臓」という作品は、元々は萩尾望都氏が描いた漫画をノベライズ化したものになります。 「トーマの心臓」や「ポーの一族」などは萩尾作品では有名どころですよね。
森博嗣氏ファンの間では、森氏は萩尾氏を崇拝しているというのはほぼ周知の事実ですので、これが発表されたときは感慨に耽った人もいることでしょう。


さて、話の内容はというと、端的に言えば、寮生活を送っている少年たちの身に起こった出来事をベースに彼らの心情が描かれた作品になります。
ネタバレを気にする方もいるでしょうし、物語の本題はそこではないと感じたのでかなりボカして書いています。
私は原作の世代ではないのでよく分かりませんが、見方によっては"同性に対する思慕"、いわゆるBL系の先駆けになる作品だったのではと想像します。 これは萩尾作品でよく出てくるキーワードの1つでしょう。
とはいえ、生々しい描写があるわけでもないので、この表現に異議を唱える人も多いかもしれませんが、個人的感想ですのでそのあたりは悪しからず…。
「トーマの心臓」は原作も読んでいますが、全体的に綺麗とか、爽やかとか言った印象を持った作品です。 色で例えると、ビビットよりもパステルという感覚が近いと思います。 森博嗣氏はそういった雰囲気の作品を継承し、シンプルに書き上げられていたように感じました。 簡単に言うと、"森博嗣らしいトーマの心臓"というところでしょうか。 森氏は自身の作品(「スカイクロラ」シリーズなど)でも似たような世界観を書いているので、それがマッチしたのだろうと思います。 本作の設定が日本になっていたのは、「これはあくまでもオリジナルとは違うのだ」という森氏の萩尾へのリスペクトが込められているように私は感じました。 若干翳りがあるのに、最後にはどこか清々しい気分になる。そんな作品でしたね。

※余談ですが、原作「トーマの心臓」は恩田陸氏の「ネバーランド」でもオマージュされているという話です。
森博嗣ファンの方や、かつて原作を読まれた方はもちろん、そうではない方々も原作と合わせて一度読んでみてはいかがでしょうか。


2012年6月8日金曜日

必需品について


ここ2年ほどになりますが、自宅にいるときは睡眠時以外ほとんど机の前に座ってパソコンのディスプレイに向かっているようになりました。

以前はデスクワークばかりだったので、それが癖になってしまったみたいです。 (部屋が狭いので椅子かベッドの上しか居座るスペースがないという事情もあったりなかったりしますが、そんな虚しい理由はさっぱり忘れてしまった方が良いでしょう)


さて、その際にいつも私がつけているのが耳栓です。

前はそこまで気にならなかったんですが、じっと画面を見ながらキィボードを打っていると周りの雑音が気になること気になること(大事なことなので2回言いました)。

"これじゃあ、Twitterに集中できないじゃないか!!"という叫びがどこかから聞こえてきます。

いえ、嘘ですけどね……



ともかく、耳栓を使おうと決めたとき、どれにしようかと悩んだものです。

そして悩んでいる間にマウスが本能の赴くままにアマゾンでポチった、というのは言い過ぎですが、試しに1つ2つ違う商品を買ってみました。



その結果、ある程度効果があると感じて使い続けているのがこちら。









他にも思いっきりスポンジちっくな素材の耳栓も使ってみたのですが、それだと摩擦か何かの問題で耳の接地面が若干痛くなったのですぐに止めてしまいました。
それに比べると、こちらの耳栓は表面がツルツルしているのでそこまで耳元の違和感がありませんでした。


これを使っていると小さな雑音はだいたいシャットアウトしてくれます。

また、耳栓をしたままでも他人がはっきりと話す声は入ってくるので、オフィス内の雑音対策などで使用しても問題ないかと思います。

耳栓をしたままの携帯電話の通話もOKでした。



とはいえ、消耗品なので徐々に効果は薄まっていきますし、耳への入り具合でも多少遮音性にはばらつきがあるのは否めません。

私は1セット1週間前後の間隔で使い捨てている感じです。

ただし、日によっては8時間以上使ってたりするのでこんなもんではないでしょうかと。

耳栓としては充分に機能しているので今のところ満足している商品です。

もちろん今も耳栓をしてこれを書いていますよ。

※ちなみに、仮眠のときにも使ってみましたが個人的にはイマイチでした。耳栓独特の密封音(?)みたいなのがあるので用途と効果には個人差があるでしょう。



というわけで、今回は思いっきり商品の宣伝でした。

リニューアル1発目が耳栓のレビューかよ!って感じもしなくもないですが、定期的にアマゾンさんがレビューしてくださいってメール飛ばしてくるもんですから、パッと思いついてしまったしだいでして。

まぁそのあたりはお察しくださいm(_ _)m

値段も比較的お手頃(1箱2セット入り)なので、耳栓が必要かなと思ってる方は試してみてもいいかと思います。

リニューアルしてみた

久々の投稿。
前回書いたのは4/1なので、もう2ヶ月以上放置してたことになりますか…
これまでは読了した作品のレビューをしてましたが、ここ数年読書のペースが落ちてることもあって、あまり投稿しなくなってました。(代わりにTwitterに張りついているという噂も)

が、まぁなんというか、またちょっとその頻度を上げてみてもいいかなという心境の変化でタイトルやら何やらを変えてリニューアルしてみることにしたしだいです。

ブログサービス自体は昔から利用していて、SNSの日記から始まってgooだったり、Yahoo!だったり、アレだったりソレだったりを転々としていました。
要するに長続きしたためしがないってことですね(苦笑)

これまでのブログ形式のものは、日記的な内容を除けばほとんどが読み終わった小説のレビューばかりでした。
ただ先述の通り、このままでは過去の二の舞、三の舞になるのは自明ですので、少し内容を変えていこうかと考えています。

正確には、これまでの読了本の感想にプラスして、そのときそのときで気になったモノや出来事を書いていくといった感じになるだろうかと思います。
主に趣味関係の各方面の話題になるでしょう。

更新頻度は、「まぁ放置しない程度にはネタを仕入れてこれればいいなぁ」くらいの緩めの姿勢で(笑)

というわけで、本サイトをご覧なった皆さまも緩めにお付き合いいただければと思います。