2011年11月6日日曜日

RDG5 学園の一番長い一日


荻野規子氏の和風ファンタジー小説「RDGシリーズ」第5巻。

この作品が刊行される前の宣伝文句などを見ていると、”次が最終巻”みたいな煽りを感じていたが、実際読んでみるとまだ続きがあることが分かった。しかし、現段階では一番の山場であることは間違いないだろう。

また、このシリーズは物語の進行と共に主人公たちの人間関係にも注目する点があると思われるが、物語の終結に向けてそちらにも変化があったようだ。

冒頭では便宜上ファンタジーという表記をしているが、個人的にはライトノベルに近い印象がある。一巻分の中での話のテンポが比較的早くて読みやすく、内容もそちら寄りだ。挿絵が入ればほとんどそうになるのではないだろうかと思う。